困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

大人のVRの話~自分なりに色々試して、いったん結論を出した~

大人のVRを体験して一週間。
この間に、色々思考を巡らせたり試行錯誤を繰り返して、いかにクオリティの高いVRコンテンツを得る事が出来るか、という部分を調査してみた。

結論からいうと、「VR対応動画を出している場所から、お金を出して買え」という、至極当たり前な結論に至った。
以下に、その結論に至った経緯を記載していく。


○試したこと
まず、VRコンテンツを得るには、以下の方法が考えられた

1. VR対応動画のサンプルで満足する
2. VR対応動画を公式で買う
3. 既存の2D動画を、3DVR化する
4. アップロードされているVR対応動画をキャプチャーに該当する何かをして、VRデバイスで再生できる状態にする

1に関してだが、これで満足できるならそれでいいのだが、
そもそも、PC向けには前回記事にアップした「Adult Festa」さんか「AVVR」さんくらいしか、まともなサンプルが見れるところが無い。
つまり、サンプルを探すにも一苦労というわけだ。
スマフォ向けには、他に数社あるみたいだが、個人的にはPCでないと臨場感が無いと勝手に思い込んでいるので、ここではスマフォ向けは割愛する。

2に関しては、もうそれ言ったら全部そうじゃん!って感じなので、本題の3,4の説明に入る。

3に関して、
まず、そもそもVR対応動画を取り扱っている会社も少なく、作品自体も多くない。
であれば、通常のAVをどうにか変換をかけて3D化してしまえれば、VR動画の本数が増えるまでの繋ぎになるのではないか?
という発想に至った。

早速、動画を左右に分割してくれるソフトをインストールし、編集し、VRで再生してみることに。



・・・・・


色々とおかしい
具体的には、画面の上下がVRデバイスで見ると引き延ばされたりしている。

VR対応動画と比べて気づいたのだが、VR対応動画の方には、3D化する為の左右に微妙に違う描画をするのと同時に、その動画自体に「パノラマ加工」が施されているように思えた。
つまり、ただ動画を左右に並べれば3D立体視はできるかもしれないが、VRデバイスで見た時は変な引き伸ばしのされかたをする。
動画自体がパノラマで撮影されていないのであれば、その動画をパノラマ加工をしなければ、VR上での臨場感は得られないという結論に至った。

そして、パノラマ化してくれるソフトは全く見当たらなかったので、通常動画のパノラマ加工というのは、一般的ではないのかもしれない。

結論を述べると、通常の動画を3DVRとして見れるようにするのは、今の段階では不可能に思える。



4に関して、
そもそも、やっていることがブラックに近いグレーというかブラックな気がするが、一旦それは置いておく。誰もダウンロードをしてるともしろとも言ってないからね!
そもそも、違法合法含めアップロードされているコンテンツは、解像度が低いし画質が荒過ぎる。
中には、きちんとVRデバイスで見れる物もあったが、荒すぎて画面全体にモザイクがかかっていると言っても過言ではなかった。

じゃぁどうするか。

画質を上げればいいじゃない!

という事で、解像度を上げるソフトと画質補正をするソフトをインストールして色々試した。



・・・・・



結論から述べると、あまり効果的な結果は得られなかった。
まず、「解像度を上げる≠画質が綺麗になる」と気が付いた。
元が汚い画像の解像度を上げるというのは、その汚い画像を引き延ばしても、綺麗に汚い画像を引き伸ばせる、という事だ。
何を言っているかわからないかもしれないが、そういう事なのだ。

なので、次は「画質を上げる」という発想に至り、これも色々試してみた。

こっちは、一定の効果があったのだが、やはり元の画質が汚すぎるとあまり意味をなさないのと、
公式が出しているVRサンプルに比べると、ツキとスッポンというレベルで綺麗になったとは言い難く、あくまでやらないよりマシな程度という結果に収まった。


以上の結論から、3DVRコンテンツとしてちゃんとした物を楽しみたい場合は、公式からお金を出して買う事をおすすめする。
(筆者はお金を出して購入した)



ここからは、個人の趣向が入るが、人によっては有益な情報に成り得るので戯言を書いていく。

まず、通常の2D動画だが、VRコンテンツには「シアター」と呼ばれる、映画館のような大画面で見ているかのような体験をさせてくれるソフトが多数存在し、
そこにAVを流して見ると、これはこれでなかなか有りな感じだったので、興味があれば調べてみるといい。

次に、3DVRコンテンツを買う時のコツというか、これは完全に個人の趣味の話になると思うのだが、
主観なだけだと、ただのAV見ているのとあまり変わりがないので、
よりシチュエーションが求められる物を選んで見てみるといい。

痴○物や強○物は、その気が強く表れると思われる。

今はまだコンテンツが少なく、作品を作っている会社が、撮影方法、動画編集、女優さんの演技や良く映る見せ方に四苦八苦し試行錯誤を繰り返している印象を受けるが
このシチュエーション物にはかなり期待をしているので、是非ノウハウを積んでいい作品を出して行って欲しいと思う。