困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

東京ゲームショーの話~体験したり話聞いてきたものをまとめ~

今年のゲームショーを見に行った目的は

1. VR・ARの使い方が、去年とどのように変わったか肌で感じたい
2. VR・AR関係で使えそうな、何か面白そうなデバイスなどがあるかの探索
3. インディーズ開発者の方は、何を思ってゲームを作っているか。熱意の確認
4. メインブースで、去年までなかった何か新しい物があるかどうか

この辺りを中心に見に行ってきましたので、それの備忘録を兼ねて紹介します。

※ちなみに、写真などほぼ皆無です。体験している間に写真取る余裕などありませんので、あくまで筆者の備忘録です。
※いい事もわるい事も、とりあえず思った事を書くので、人によっては不快に感じると思いますが、ご容赦を。ただ、基本的にはこのような場にちゃんとした物を出している方々はリスペクトしておりますので、その点は勘違いなさらないようお願いします。
※あと、この記事文章だけの割りに長いです。

 

※敬称略

▼REALIS社(レアリズと読むようです)
○概要
・多分、開発は海外
・VRを使った、体験型雪合戦ゲーム
・デバイスは、ヘッドマウントディスプレイ(以降HMD)、手で持つデバイス、アプリが起動しているショルダー型PC(?)
・VR空間内で、他のユーザーに対して、雪球をハンドデバイスで掴んで、投げるモーションで相手にぶつけるアトラクション
・広さは10畳程度正方形
・自由に動き回れる
・相手のモーションもキャプチャーしているようで、手を振っているのがわかった
・オキュラス製品らしいけど、ちょっと怪しいw
・その出展の代表の方曰く、10畳程度の広さで出来るから、日本でもチャンスなんだとか言っていました。この方が、海外のパブリッシャーとの橋渡しをしているのだろう

○感想
・ショルダーPCは意外と重くない。が、これこけたりして壊す可能性の方が怖い
・壊れるのと人にぶつかるのを恐れて、激しくは動き回れない。ので、雪合戦というか、棒立ちでの球のぶつけ合いになっていた
・ただ、逆に言うと背負って持ち歩く事自体はそこまで苦ではないので、スペースさえあるなら、配線の問題とかはかなり解決できるのではないかなと思った
(去年体験した弓を打ち合うゲームは、その場から動けなかったが、このアトラクションは割りと自由に歩けた)
HMDにもよるが、めがね着用が出来なかった。これは、ニッチな需要でコンタクトレンズにも商売のチャンスがワンチャン!?(いや、ないな。やるなら、HMDのレンズに度を入れるか)

▼南国ソフト
○概要
・VRデバイス「Fove」を使った、テーブルゲーム
・Foveの特徴は、視線トラッキング(目線の情報が取れる)なので、それで相手が何のカードを見ているのかがわかる
・アンリアル4使って半年かかった

○感想
・筆者がボードゲームのルールをあまり理解していなかったので、視線トラッキングで相手が見ている先が見える意味があまり理解できなかった
・なので、VRでやる必要がないと感じた
・ちなみに、各社回った中で唯一アンリアル4を使っていたと解答してくれた会社である

▼Fevolution Innovation
○概要
・スマフォを使ったARのゲーム
・AR空間に、塔と小さいキャラクターが出てくるので、指定された小さいキャラクターをカメラを動かして探して、タップするゲーム
・固定位置にQRコードがあるので、座標調整は恐らくそこを基準に合わせているのだと思う
・台湾の会社
・Unityで作られ、Unityユーザーが多いそうだ
・外注などもお願いしたいらしい

○感想
・見て回った中で、恐らく唯一のARアトラクション
・ゲーム自体は至ってシンプルだが、やってみると意外と新鮮さがあり、面白かった
・リアルカメラで覗いたときの、両隣のブースはそのままで、出展ブースだけくり貫かれてゲーム内の塔がまるっと出現してたのは驚いた
・ただ、筆者はARゲームの面白さは、固定されている物を覗いて遊ぶのではなくて、そこに対して、現実世界からのアクションをリアルタイムに反映できると、今までなかった遊びになると思っているので、それを伝えて、頑張ってもらおうと思った。

▼社名失念(アトラクション名は、アリスプロジェクト
○概要
・VRを使った、宇宙体感型アトラクション。ゲームではない
HMDとハンドデバイスで、20畳くらいの空間を自由に行き来して、宇宙(月面)散歩を楽しむ
NASAとの連携しての開発で、ゲーム用とかではないらしい
・この施設設置で20000ドル、月間メンテナンス費用が2000ドルかかるらしい

○感想
・体験型としては、上下が見渡せなかったのが残念
・これも背負っているものは大して重さを感じなかったが、やっぱり人とぶつかったので、激しく動き回るのは至難だなーと思う
・センサーがついているものはちゃんと傾きを取っているようで、他の参加者からゲーム内で小さい箱を手渡しで受け取れた(VRの画面を見ながら)
・また、ダンボール箱程度の物もくるくる回してみたが、見えているイメージと手の感覚はちゃんとリンクしていたので、これはすごいなと思った。(箱にもセンサーはついてます)
・ここにきて、VRメンテナンス費用という概念が初めて出てきたので、導入を考えるときはここも考慮しないといけないなと気づいた

▼Gugenka from CS-REPORTERS
○概要
・スマフォを使った、VRアプリ。いわゆる、ゲーム内キャラとお話したり写真を撮ったりする類の物
・体験したのは、「キンプリVR」
・Unityで開発、半年かかったそうだ
・元はWEB系の会社で、アニメ物を請け負っていた
・こういうVR系のアプリ作成の話があがり、別でチームを作り、手探りで作成した
・元から、社内にWEBプログラマーの類の人は居たらしいので、恐らくその人たちがUnityを勉強したのだろうと推測
・元々、「キンプリ」そのものは人気のあるIPだったらしく、この手の物にしてはダウンロード数が結構あるらしい
・キャラごとにアプリが分かれている理由を聞き忘れた
・マネタイズって何なんだろうと思ったら、有料アプリでした

○感想
・Unityが出てからという物、この手のサービスアプリはゲーム会社ではなく、元々ゲームとは関係ない会社が挑戦してリリースしている物が結構あると思う。まぁ、これは3年前くらいからその傾向があったけど
・スマフォVRは、付録デバイスでしか見たことなかったけど、そこそこちゃんとしたスマフォ用HMD買うと、結構ちゃんと見えるのが意外だった。これなら動画も行けそうだ
・IPってやっぱ強いなと思った。開発力とか、一定以上オーバーした物って、それを必要としてるアプリが必要とされてないと思うから、あんまり要らないよね。技術の追求を疎かにしていいわけじゃないけど、それだけやっててもダメだね。

▼TEGWAY(個人的今年のTGSのMVP1)
○概要
・熱感覚フィードバックデバイスの紹介
・要は、熱さ・冷たさ・痛みをデバイスで直接肌に与えるもの
・棒のデバイスの片側に金属面があり、そこを握っていると、PCからシチュエーションを選ぶと、それ毎に感覚が熱の変化で伝わる
・デバイスその物は、直接電気プラグから電気取ってるか、USB接続なんだろうと思う

○感想
・熱さと冷たさはそのまま感じるが、痛みは熱さを極限にすると痛みに変わって面白かった
・というか、熱さは熱湯系だとマジで熱いのと、痛さはデバイスを思わず離してしまうくらい痛かったので、これ加減しないと怪我すんじゃねーかと思った。けど、それを差し引いても面白いデバイスと思った
・将来、大人の方面への転用を期待しての、MVP推薦(殴

▼VAQSO と その製品を使った株式会社AOI Pro.(個人的今年のTGSのMVP2)
○概要
・「VAQSO」というのは、匂いを発するデバイスの事
・5種類のカートリッジからそれぞれ異なる匂いを発生させることができるらしい
・ここのブースは、それらを使ったデモを別の各社が紹介しているようだった
・犬の匂いやラーメンの匂いから、女の子の匂いまで楽しめるようだった
・筆者は、株式会社AOI Pro「森林散歩」をデモプレイした
・内容は、VR内で女性と手をつなぎながら散歩をするという物だが、外部デバイスがかなり凝っていて
 1.脳波センサーで、今考えていることが別のモニターでモニタリングされている。この会社さんは、CM制作会社さんらしく、脳波センサーで人がどう感じるかをモニタリングするのは、CM制作会社ならどこでもやっていることだと言っていた。デモプレイ内容とはあまり関係ないが、興味深かった
 2.歩行用に、リハビリテーション用の歩行器が使用されている。これは、プログラムで制御されているらしい
 3.また、扇風機で風を送ってリアリティを出しているが、この扇風機の稼動タイミングも制御しているらしい

・R&D的に作っているが、将来的には、旅行会社や空港などに置いて、デモ体験などの広告に使えるといいなと言っていた
・映像部分だけUnityで使っているが、それ以外は恐らく自前の別プログラムが動いているっぽかった。そりゃそうだ。Unityで脳波センサー制御や歩行器制御が出来るなんて聞いたことがない。製作期間は3ヶ月だったそうだ。
・将来的には、触感デバイスとも組み合わせたいそうだ

○感想
・もはやVR関係なしに、脳波取ったり歩行機制御なんてものは考えたこともなかったので、やろうと思えばそういうことも確かに出来るなと、新たな知見になった
・匂いは確かに感じたし、このVAQSOという物は小型で別のものにも設置できるらしいので、何も用途はVRだけじゃないなと思った
・実用性はさておき、初めてやっているものが多かったのと、匂いデバイスは大人の方面の(ry MVP推薦(殴

▼社名失念(ブースには、FirstVRとあった)
○概要
・スマフォ用HMDと、片手用のハンドデバイス。ハンドデバイスは、ジャイロセンサーとグーとパーを判断できる程度のセンサーがついている模様
・これでお値段およそ9000円!HMDがスマフォ用という点と、実際に見てみた物から察するに、ほぼハンドデバイスの値段なんだろうなと推測
・ちなみに、BlueToothでデバイスとアプリと連携するようだ
・「母ご乱心」という物をデモプレイ

○感想
・スマフォ用ゴーグルという目で見ると、9000円は高いと思う。ただ、このハンドデバイスでどれくらい差別化できるのかで、お得感が変わってくるのかなと
・肝心のアプリだが、混線が酷い(スタッフの方から、予めそう言われていた)ので、あまりハンドデバイスの性能は堪能できなかった。が、話を聞く限りはかなりちゃんと動くのだろう
・無理に安くするんじゃなくて、そこそこな値段でいいから、両手用+有線でも接続可能にしてもよかったのではないかなと思った

▼インディーズブース
○行ってみたものの、あまり積極的に話ができなかったので、声をかけてくれた3ブースを紹介

○PAWARUMI
・PC、PS4向け3Dシューティング
・作成はUnity
・海外の方が作っていた(向こう英語で、通訳も居なかったので、詳しい情報は全く聞けずw)
・ゲーム内容は、日本語にローカライズされていた
・PCはSteamで販売。向こうの国では、PCプラットフォームと言ったらSteamがメジャーなんだそうだ
・本人は、このようなインディーズコミュニティが大好きなんだそうだ。理由は、英語が出来ないのでわからなかった
・作りこみ具合と、楽しそうにゲームの説明を英語でしてくれるところから察するに、開発者の愛が感じられたので、そう伝えておいた。伝わっているかどうかは知らない
・ちなみに、「ランキングトップは韓国人なんだよww」的なことを言っていた。恐らく、「彼らは、やっぱりゲーム上手いよww」というニュアンスなのだろう。俺もそう思う。

○CrossFunction という会社
・海外のゲームのローカライズを請負会社のようだ
・ぶっちゃけ、インディーズって概念がよくわからなくなった
・Steamなどで、面白そうなゲームがあれば、ローカライズする依頼をしたり、逆に海外から依頼を受けて行ったりという事をしているようだ
・そこには開発者は居なかったので、詳しい話は聞けなかったが、ローカライズ会社の人から、やっぱり日本でのPCプラットフォーム販売(=Steamなど)は結構厳しいとの事だった


○インディーズ感想(というか、余談)
・筆者の引っかかりは、全て金の問題だなとふと思った。恐らく、金の心配がなければ、時間も手間も惜しまず趣味に走って、好きな物を作るんだろうと思った。あれだ、金があれば大部分の問題は解決するって奴ですね。
 つまり、時間と将来の投資とのバランスで、どの程度ゲーム開発に注力できるのか、自分なりに納得できる様に考えれば、もしかしたらゲーム開発が無意味という考えが少しは改まるのかもしれないと感じた。

▼総評
VRに関しては、将来面白そうなデバイスが出たり、組み合わせて何か出来るような、「商売として考えないなら」面白いものがまだまだこれからも出てきそうだなと思った。
ただ、商売として考えたときに、これはなかなか稼ぐのは厳しいんじゃないかなと、まだそのように感じた。

あとは、去年と比べると、自分自ら動くものは、PCを背負わせる方針で動きやすくするように舵取りが決まってきたのかなと思った。他は、大掛かりなゲームセンターのようなデバイス連携が主で、去年とやってることは大して変わらないように思えた。
また、脳波センサーのように、ゲーム外の外部デバイス連携みたいなものも、突拍子もないような組み合わせがこれからも出てくるかもしれませんね。

成果物としては楽しみですが、ビジネスとしてはまだまだ厳しい、というよりは、ゲームでVRを使うのはやっぱりハードルが高そうです。
少なくとも、個人・家庭用での広がりはまだまだしないでしょうね。

今年は、去年見かけた立体視ホログラフのような、研究エリアみたいなものが殆ど見当たらなかったので、それが残念でした。

コンテンツ作成はUnityばっかりですね。ただ、ゲームとしてだけではなく、映像だけ流すなど、一部分だけUnityで使うなど、そういう使い方をするゲーム会社ではない企業も増えてきているのかなと。

あと英語!英語できないとコミュニケーションチャンスが減る!OMG!

小学生レベルの感想文となってしまいましたが、ひとまず備忘録終わりです。
では、まだTGSに言っていない人は楽しんできてください!