身内が末期ガンになり、介護も含めいろいろと手助けが必要になり、調べたり体験したりして得た教訓などを共有する。
今回は、介護保険と要介護認定の話。
身内に、介護が必要になる人間が出てきたら、役に立つと思う。
結論から言えば、介護保険の範囲内でも、結構有用に使える物はあるので、為になると思う。
〇概要
いくら国が胡散臭いとは言っても、こういう公的な制度を調べる場合は、きちんと国の情報を参考にすること。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/index.html
介護保険とは、介護が必要な人間に、比較的低価格で様々なサービスを提供できる制度である。
・要介護認定を受けて、初めて利用できる制度であること
・認定を受けるには、近くの対応している役所などに連絡を取って、面談をしてもらうこと
・認定は、面談からおよそ一か月かかるということ
とりあえず、必要になったら、「介護保険 要介護認定 手順」などでググって、近くの役所施設などで相談をするとよいだろう。
筆者側で役に立ったことは
・介護ベッドレンタル(月2000円程度。搬入出も行ってくれる)
これが、患者本人的にはかなり良かったようで、サービスとしても悪くないと思った。
介護保険の性質は、介護保険適用上限〇〇円の範囲で、上記のサービスを含む様々なサービスをどのように有効に使うかというプランを考えてくれるのが、
ケアマネージャという職業のようだ。
そのケアマネージャと色々と話す必要がある(自宅まで来てくれるが)ので、
そこそこ時間を取られるが、かけた手間分の見返りは十分にある。
〇感想
要介護者は、まだ身の回りの事は自分でできているが、外出や家事が困難となってしまったため、妻が代わりに行っていたのだが、それが負担になってきたので、今回の介護サービスを申請した。
ケアマネージャは、問題と解決を目指してくれるので、こちらの要望の解決をするためのプランを出してくれるので、こちらもある程度は制度を勉強するべきではあるが、提案してくれるプランをそのまま受け入れるのが楽だと思う。
ただ、きちんとこちらが何を解決したいのかは結論を出せてないとダメだ。
寝たきりとかになってしまった場合は、訪問介護でできることにも限界があるので、介護施設を考えた方がいいだろう。