困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

本の話〜ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。〜

この本読んだ。

delete-all.hatenablog.com

元々、ブログを拝読させてもらっていて、共感できる内容を発信しており、定期的に読んでいたのだが、
本を出版すると言う事だったので、読ませていただいた。

○どんな本か
フミコフミオという方が、様々な事柄、仕事や家庭、一般的な人生において起こりうる体験談と考えが記載されており、それを見て共感したりしなかったり、楽しんだりする本。

○なぜこの本を読んだか
元々、ブログの内容に共感できる事が多かったため、本を読んだ。

○どんな人が読むといいか
興味がある人(ry
元も子も(ry
人生(仕事、プライベート)に行き詰まりを感じていたり、何かうまくいかない、楽しくないなーとか感じている方がいたら、読んでみても損は無いように思える。

○感想(という名の、筆者備忘録)
〇仕事において個人が自分を重要視し過ぎてしまう傾向にあるという考え方
これはそのまま共感できた。
以前、同僚と会社員は歯車であるといった話をしたが、同僚から
「替えが効く歯車は、非常に有能という事。その歯車無しでは事業が成り立たないとなった時、経営と実働のどっちがどっちに依存しているのか、立場が逆転したりするから面白い」
と言った旨を受け、歯車も悲観したものではないという考えに至った。
それに似た考え方だったのが共感できる。

まぁ、そもそも会社の歯車であるという考え方を持った人がどれくらいいるのかという話にもなるが。

〇正義は我にありの人間は、極端な行動に陥りがち
これは、別の脳神経外科医の著書に理由が記されていた気がしたが、忘れてしまった。
ただ、その事実だけを覚えておけば良いだろう。
正義を掲げるのは良いが、人に押し付けてはいけない。

〇人に期待しないが、自分にも期待しないという考え方
人に期待しないというのは、自分もそのような考えに至るようになってきたので共感できたが、それを自分自身に対しても、という部分は考えつかなかった。
逆に言えば、筆者は自身に何かしらまだ期待をしているという事だ。これは自覚が無かったが、この辺りを読んでハッとした。
では、その期待とは何なのか、という部分はこれから詰めるところ。

〇成功している、かっこいい人間の裏には、数十倍の失敗や苦労、努力があるという話
SNS等やっていると、ついつい忘れがちになるので、自戒も込めて備忘録。
ここについて筆者が追記するとしたら、成功しているかっこいい人間自身は、失敗や苦労や努力を、そうと感じていないのだろうと推測している。

〇自分は決めたことに縛られ過ぎない方が良い
これも備忘録。中学の時の辛い記憶が蘇る。

〇運命的な出会いをした人間が、運命の人とは限らない
別の著書で記載されていた一文だが、これに似た主旨を読み取れる内容が、この本にもあった。
こういった、何気ない内容が重複する所を発見すると、ちょっと楽しくなってくるのだ、筆者が読書をする理由の一つだ。

〇人の気持ちはわかるわけない、わかったつもりになっているだけ
これは、半分共感、半分自戒。
人の気持ちを考えるという事は、相手が自分とは異なる価値観を持っている事を理解する事というのは、元々考えていた思考だった。
それをわからない人に対しての「わかったつもりになっているだけ」という明文化されたものを見て、腑に落ちた。

また、他人の気持ちはわからなくとも、リスペクトは出来るという点も、最近似たような考えに至る事が出来たので、共感した。
相手にどう思われていようとも、自分は相手にこう思うと言った趣旨だ。

ここに筆者追記をするのであれば、同僚から言われて筆者も心がけるようにしている事を記載しておく。

「私(同僚)は、相手がどういう人間かを判断する時、直接見聞きした事を重要視する。人伝手で聞いた内容やSNSで不特定多数に発信されている内容は、ただの一次情報にしか過ぎないので、信用し過ぎない。」