困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

ゲームエンジニアの話~筆者の10年間の振り返り1「就活~アルバイター期」~

筆者はゲームエンジニアとして働いている。一般的なレールに沿って、20歳で内定を貰って、そこからずっとゲーム業界でサラリーマンをしている。

このブログに来ている人は、大半はゲームの記事かVRの記事目当てで来ていると思うのであんまり興味ないかもしれないが、近々30歳を迎えるという事で、経歴の整理がてら過去を振り返ってまとめてみる事にする。

【就活~アルバイター期】

重要なことは、新卒の子は、まずはきっちり与えられた仕事をこなして、仕事をこなす中でも何でもいいから学んで行こう。

 

〇その時期の印象的な出来事
最初に内定もらった会社が、音信不通になった。
時期がまだよかったので、別の会社の内定を貰う。面接した会社は3社くらいだったかな。
その会社に長く勤める事となる。

 

〇やっていた仕事
運営中のPCMMORPGの開発。アルバイターの間は、小さい機能改修がメイン。見積もりを出さずに、先輩からの期日指定で作業していた。
最初の仕事は、自分が使うPCのセットアップ。実は初めてだったのでかなり焦る。プログラム作業では、ランチャーにバナーリンクを追加する作業。仕事でMFC使うのは、おそらくこれが最初で最後だろう。

 

〇自分のスキルで役にたったこ
専門で勉強した、C/C++の基礎。
専門で独学した、MFCの感覚。
コミュニケーション関係。
・授業で習った、代名詞を使わないようにすること。
「あれ、これ、それ」を使わないで説明すること。
・学生なりの、論理的思考に基づいた、トラブルシューティング能力
要は、人に質問するときも、何でそれがわからないのかを検証した内容を基に説明できる、バクなども仮説をたてて道筋をたてて検証するなど。

 

〇仕事で学んだこと
オブジェクト指向の使い所と、バージョン管理ソフトの存在と使い方と使う意味。
それまでは、機能や理屈はわかっても、使いどころが全く理解できなかったのだが、きちんと運用されて完成されている物を目の当たりにできて、イメージできるようになった

 

〇何を考えていたか
・仕事
仕事をこなせるようになることと、ミスは極力しないこと。
・プライベート
仕事どころでそれどころでは無かったが、学生時代から比べると大金を稼げるようになって、なんか良かったなという感覚。

 

〇当時の能力
C/C++が読める。ポインタの概念が理解できる。なんちゃってタッチタイピングが出来る。コピペ切り取り貼り付けのショートカットコマンドが使える。既存の処理を追って、やっている処理を何となく理解して、何となく処理を追加する。以上。
新卒なんて、こんなもんよ(殴

 

〇勉強していたか
そんなことを考える余裕なし。

 

〇年収
アルバイター期間から新卒と同じ額貰えたので、月額面18万。

 

いやぁ、振り返ってみると1年目どころか学生の時から仕事してたんですね俺。
自分が1年目からひぃひぃ言ってたのに、新卒の子に勉強の仕方とか仕事の姿勢とか説くのはよくない事でしたね。反省です。
ただ、仕事をしていくうえで学べることは、ちゃんと拾い上げられるようにしていきたいですね。

 

次回は、かなり濃厚だった新卒期をお伝えします。