困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

TGSの裏話〜2:ブース設営〜

2018年の東京ゲームショウで、筆者はブース設営・運営対応を行なった。
今後も出展し、対応するのが筆者になる可能性が高い為、今回の設営での経験と反省などを記載していく。

 

今回は、ブース設営・運営で気づいた点を記載していく

○死角スペースをブース内に作るべき
一番の反省点だ。
当日、荷物を置く場所は、1畳くらいのスペースにダンボールを用意して、その中に荷物を入れて布で隠せばいいとか思っていたが、想定以上に荷物が多くて、整理仕切れなかった。整理できていない区画は、かなり汚い印象を与える。

また、コンパニオンスタッフによっては、こまめに化粧直しを行う為、外部から見られないスペースの確保はした方がいいと思った。

これは、一般デー問題にも関係がある話で、
通常、休憩はTGSが用意してくれている、スタッフ専用休憩所で休んでいただくことを想定しているが、
一般デーは人の流れが大き過ぎて、そもそも休憩所にたどり着いて戻ってくるのが困難なのだ。

その為、簡易的な休憩スペースという意味でも、コンパニオンスタッフを起用するということであれば、狭くてもいいのでブース内に荷物が置けて、簡易的に休憩が取れる死角になる場所を作った方がいいと思った。


○照明が暗い
デフォの蛍光灯2本だけだと、白色蛍光灯ということもあり、かなり暗い印象を与える。特に、周りが華やかになっていると、それは顕著になる。
とはいえ、自分達でできる工事にも限度があると思うので、その辺りはどのようにするかよく考えた方がいい。無計画にライトを買ってきて外に向けても、来場者の目に眩しい光を発生させるだけだ。

 

○養成テープは便利
これは、筆者が他のブース出展者の情報を参考にした時に見た情報だ。
借り物のブースの壁に粘着を残すと修繕費を請求される為、剥がしやすい養成テープを下地にして、その上にガムテープや両面テープを使った方がいい。
壁も守れて、剥がす時も簡単で、これはおすすめできる。

 

○翻訳スタッフがいる場合は、それをわかるようにしておく
弊社には、中国語・英語を翻訳できるスタッフがいたのだが、来場者にはそんなことわかるはずがない。
敷居を下げる為にも、そのような情報をわかるようにしておけば、海外の来場者を引き込める可能性が上がる。
弊社では、中国語わかりますのプラカードを翻訳スタッフにかけてもらうことで対応した。

 

○飲み物と扇風機
ブース内の飲食は、恐らくスタッフ内で完結するのであれば問題ないはずだ。
特に、一般デーは自販機が売り切れる為、予め紙コップと2リットルペットボトルを用意しておくと、水分補給が比較的容易になる。
また、ブース内は結構暑い。その為、扇風機やうちわはあると便利かもしれない

 

○休憩目的を兼ねる座る為の何かがあった方がいい
死角スペースと被る部分はあるが、主にコンパニオンスタッフ向け。
立ちっぱなしは当然疲れる。まして、一般デーは休憩所に小休止に行くのも困難だ。
ブース内に休憩所を設けられればいいかもしれないが、いっそのことソファなど用意してしまって、絵になるような座る何かを用意してしまえば、ジオラマになるし休憩もできるし、一石二鳥になる。
まぁ、これはかなり難しいとは思うが、何かしら対策を考えておいても損はないだろう。

こんなところか。
次回は、コンパニオンスタッフに関係する内容を記載していく。