困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

本の話~嫉妬をとめられない人~

この本読んだ。

○どんな本か
嫉妬という感情とは何か、なぜ生まれるのか、その辺りを心理学の視点から仮説を提示してくれている本。

○なぜこの本を読んだか
昨今SNS(特にTwitter)上での、正義を振りかざした過剰な人叩きが横行しているのが目立つので、なぜ人はそのような奇行に走ってしまうのか興味があり、その取っ掛かりを得ようと思った。

○得られる知見
人が嫉妬をしてしまう理由の考察の一つ。

○感想(という名の、筆者備忘録)
いくつか新しい知見が得られた。

〇嫉妬と羨望 ・羨望は他人の持っている幸福に対して抱く感情 ・嫉妬は自分の所有している、「所有していると思い込んでいる」幸福に対して抱く感情 らしい

〇自己愛が強い人が増えた結果、自己の過大評価が発生してしまっているらしい

〇嫉妬のなりやすい人、環境 ・自分の立場を脅かしかねない物、状態 ・自分のことばかり気にする自己中心的な人がなりやすい

〇人への親切の中には、恩に着せて優位に立ちたいという行動が含まれる場合があるらしい

〇怒りという感情は、自己過大評価からおこる。過大評価と現実の差を受け入れられないからだ

〇必死に相手のあら捜しをするのは、嫉妬の囚われている証

〇そうなって欲しいという感情が、いつしか「そのはず」に勝手に変わってしまう事があるようだ

〇人を認められない人は、誰からも認められない