Youtubeでお酒の動画を見ていた時、ブドウのお酒という事で、
ピスコポルトンが複数動画で紹介されていた。
mostoverde.theshop.jp
何か新しい酒を飲んでみようと思っていたところだったので、
購入して飲んでみた。
ちなみに、ピスコポルトンには複数の種類があるようで、
筆者は、動画でおススメされていた「アチョラード / モストベルデ」を購入した。
※よくある質問にも記載があります
https://mostoverde.theshop.jp/about
〇最初の感想
・外見
ピスコが届き、早速開封。
動画見てて思ったけど、パッケージがオシャレ。
香水の容器みたいな入れ物だし、蓋もオシャレである。
前面に見えている絵も、実は背面に描かれた物を液体を通して見るという、オシャレ仕様。
・香り
正直に書く。
最初に蓋を開けて香りを嗅いだ時、
「ん?ブドウの香りするか??」
というレベルの香りしか感じなかった。
感じたのは、40度らしいアルコールの香りと、
ほのかに白ワインのような香り。
(後から、これがブドウの本来の香りという事を理解する事になる)
なので、最初は
「これ、動画でそんなに絶賛されるほどの香りするか?商品間違えたか?」
と感じた。
・ストレートで飲む
ストレートで飲んでみても、40度らしいアルコールの感じと、
ワインを飲んだ時に感じる風味をほのかに感じられるくらいだった。
別にまずいというわけでもないし、飲みやすい部類だと思ったが、
スコッチのような強烈なブドウの香りを期待していただけに、
この時は結構落胆した。
・割って飲む
動画では、ジンジャーエールやトニックで割っていたので、
ウィルキンソンのトニックとジンジャーエールで割って飲んでみる。
ピスコ30mlに対して、1:2~3位の割合。
香りは、ストレートの時とあまり変わらずほのかに白ワインの香り。
味は、ブドウの味というのは良くわからなかったが、鼻に抜ける香りが、かなりワインのそれに近かった。
ただ、初めて飲んでみた感想は
「うまいけど、そんな絶賛する程か?」
だった。
〇何回か飲み続けて気づいたこと
普通くらいには美味しかったので、何回か飲み続けていたのだが、
飲んでてふと、筆者はブドウの香りという物がどういう物か考えたことが無かったと思った。
巨峰やマスカット、小粒のブドウを食べている時でさえ、
ブドウの香りって言われても、あんまりそれらしい記憶が思い出せない。
そう思った時、筆者が香りが薄くてがっかりしたというのは、
筆者が想像していたのは、
「ブドウの香料のような強烈な香り」
を期待していたから、想像との剥離が大きくなったのだろうと思った。
恐らく、本来の純粋なブドウの香りというのは、ピスコやワインのようなお酒から香る物なのだろう。
そう考えなおした時、そしたらワインとの違いって何だろうと考えた時に、
ピスコの凄さが少しわかった気がした。
筆者はあまりワインは飲まないが、白ワインやロゼワイン、スパークリング等はたまに飲んでいた。
それらと比較した時に感じるのは、ピスコはワインのような、後味の
「えぐみ、苦み」
が無いという事だ。
本当に、純粋にブドウの香りだけを抽出したお酒と言える。
しかも、割って飲んでみたの項でも書いたが、割っても香りがあまり薄まらないのである。
ここまで考えて、ようやくピスコの味という物が理解出来て、楽しめるようになった。
個人的には、常備しておきたい一本に加えようと思う。
〇まとめ
・スコッチのような強烈な香りを期待すると、そこまでは強烈な香りはしない
・同様に、ブドウの香料の香りを期待しても、そのような香りはしない
・ワインが好きなのであれば、恐らく楽しめる
・ジンジャーやトニックに、ブドウ本来の香りを薄めず与えてくれるので、割って飲むのがいいと思う