困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

光熱費の話~節水と節電の効果についての考察~

電気代が値上がりしたという話題になって随分経つ。
そのうち落ち着くかなーと楽観視していたが、全く値下がりする傾向はなく、むしろ今後どんどん値上がりしていきそうな勢いだ。

流石に、馬鹿にならない支出になってきたので、節約を考えて色々試した結果を共有したい。

なお、筆者は都内2DKの在宅勤務一人暮らし想定であるし、契約している各会社によって、金額などの差は出てくると思うが、
節電や節水の考察については、関係なく有用だと思うので、活用いただければと思う。

〇水道代について
結論から言えば、月500円程度を浮かすのが精いっぱいであったので、節水はあまり金額面では効果が無かった。

家庭において、一番水道を使うのは風呂であり、次点でトイレだろう。
しかも、そのトイレですら、1か月節水してようやくお風呂1~2回分の水量と言えるので、
実質、水道代のほとんどは風呂代と言える。

筆者の節水を心がける前は、大体2ヵ月20m3前後の水の使用量だった。
その後、風呂は2日に一回、トイレの水はお風呂の水を使用するといった節水を行った所、14m3くらいまで使用量を減らすことが出来たが、金額差は1000円程度だった。
しかも、水道代の占める半分が基本使用料、つまり水使わなくても支払う金額なので、
仮に水を一滴も使わなかったとしても、月1000円浮かす程度の効果しかない。

その為、節水についてはあまり意識しなくて良いという結論に至った。

勿論、有限な資源であることには変わらないので、無駄に使ってよいというわけではないが、
それこそ、お風呂の水をトイレで使う為に、余計にトイレの電気を点けたりしている方が資源の無駄なので、
水を出しっぱなしにするなどのインモラルな事さえしなければ、普通に使っていれば良いと思う。

〇電気代について
結論から言うと、物凄く効果があった。
どのくらい効果があったかというと、

・節約を意識せず、暖房器具つけまくった月(1月):244kw、8643円
・節約を意識した月(2月):128kw、4455円

金額にして、これくらいの差が出た。
では、具体的に何をどう節約したのかを書く。

1.暖房極力点けない
無理しているではないか、と言われればそれまでだが、きっちり防寒すると、意外と部屋の中でもそれなりに過ごせる。
具体的には、

・ネックウォーマーを巻く(マフラーとかでも可)
・シンプルに厚着する
・布団にくるまる
等だ。
筆者は家に寝袋があったので、それを纏いながら過ごしていた。

もちろん、氷点下割ったり、どうしても寒い時は暖房をつけた方がいいと思うが、
寒がりな筆者でも割と何とか過ごせたので、月4000円が惜しい場合は試してみてもいいのではないだろうか。

2.電気を極力点けない、消しておく
在宅勤務なので1日中家にいるわけだが、とりあえず午後17時くらいまでは電気を点けなかった。
また、リビングの電気等は、お風呂に入っている30~40分間が無駄なので、消してから入っていた。

具体的に行ったのは、上記くらいだろうか。

また、そもそも古い家電を買い替えるというのも、結構効果的なようだったので、
購入して8年以上経っていた冷蔵庫を買い替えた。
まだ確定したわけではないが、殆ど冷暖房を使わなかった3月については、
電気代が4000円以下になる見込みである。

※備考
パソコン作業があるので、パソコンは1日中つけっぱなしだった。
コンセントは、待機電力が嫌だったので、極力抜いてあった。

〇電気代節約の頑張る目安(ほぼ一人暮らし専用)
電気代は使用量に応じて料金が上がる。
120kwを超えると料金が結構上がってしまうので、一人暮らしの人は、是非120kwを切るように節約を心がけると、かなり金額を抑えられて良いのではないかと思う。
上記の4000円以下の使用量は、111kwだった。
ちなみに、電気代の中に、太陽光発電している人間へ支払う金額というのが徴収されており、その値段も上がる。
なぜ、そんな人間達にお金を支払う必要があるのかと思うので、極力節電をしているという気持ちもあったりする。

〇家電買い替えのお得情報
2023年5月10日現在、都内に住んでいる人には
「東京ゼロエミポイント」
というキャンペーンが活用できるだろう。

www.zero-emi-points.jp
簡単に言えば、家電買い替えて、それを証明する書類を申請したら、商品券がもらえる制度だ。
冷蔵庫を買い替えるだけでも、LED照明用商品券1000円+何でも使える商品券10000円が貰えたので、この機に家電買い替えを検討している方は、是非利用してみてはいかがだろうか。

〇冷蔵庫購入時に気にした方が良い事
東京都内の場合、区にもよるだろうが、冷蔵庫は粗大ごみとしては捨てられず、
リサイクル業者に引き取ってもらう事が義務付けられているっぽい。
その為、自前で業者にリサイクルを依頼すると、

・リサイクル券(3000~4000円くらい、これは必ずかかる)
・業者の引き取り費用(ピンキリ)

これらがかかってくる。

ただし、「業者の引き取りサービス(と費用)」については、冷蔵庫を買うショップでオプションでついてたりする。
区と提携している業者の相場は、大体4000円程度である。

筆者が調べたところ、各オンラインショップ(楽天、39、ヨドバシ等)を調べたら、
最安は筆者が購入したヨドバシドットコムの500円、最高値は39?かどこかの30000円だった。

冷蔵庫本体の値段が安いからと、リサイクル搬送費を見ないで買うと、痛い目を見ると思われるので、
これを頭に入れて買うショップを選んだ方が良い。