筆者は東京に住んでいるので、恐らく生きているうちに大地震に被災するつもりで生活している。
実際、東日本大震災の時も都内にいたので、震度5強の地震の経験者である。
東日本大震災から、震度6強以上の地震は10回以上起きており、さらに各地で発生しているので、
流石にこの状況で防災対策をしないのは、危機管理能力が足りていないと評価する以外にないし、
被災した場合に備え不足からくる不便さを感じるのは、自業自得と言わざるを得ない。
先日、東京都から防災パンフレットが配布され、その中身に目を通していたところ、
あった方が良い物資の中に、簡易・携帯トイレという物があった。
被災時はトイレが使えなくなるという事は、文章では理解していたが、どういうことなのかを理解できていなかったので、
簡易トイレが必要という事が完全に盲点だった。
これを機に簡易トイレを購入し、付属の試供品を使ってみたので、その内容を共有する。
不快になるような物は映っていないはずだが、一部便器の画像が表示されるので、
続きを見る人は注意されたし。
〇購入した物
筆者は以下のリンクの簡易トイレを購入した。
使い方としては、
〇小の場合(経験済み)
・便座に袋を広げる
・凝固剤を入れる
・用を足す
・袋を取り外す
・袋の口を縛る
〇大の場合(未経験、調べた情報を参考)
・便座に袋を広げる
・用を足す
・あれば、水や尿などで大便の周りを液体で浸し、それに凝固剤を掛ける
・なければ、大便を覆うように凝固剤を掛ける
・凝固剤で固まる中に、大便を閉じ込めるイメージ
・袋を取り外す
・袋の口を縛る
以上だ。
※使用イメージ
流石に用を足してすぐには固まらないようで、30分くらい後に確認したら尿がゼリーのような触感になっていた。
使ってみるとわかるが、尿でも意外と量が多いので、簡易トイレなしで対応するのはかなりしんどいと思われるので、用意しておくといいと思う。
理屈としては、凝固剤と受け止める袋があれば良さそうなので、最低限この2つだけでもあると良いだろう。