困った時の自分用メモ

読んだ本を考察してメモったり、自分でいじった物の感想をメモったりする場。週1更新を目指します。

男女関係の話~良い人いない?に対する筆者の考え~

先日、結婚8周年、付き合い始めを入れれば12年になった。
特に節目というわけでは無いが、前々から書こうと思っていた

「良い人いないかなー?」

に対する筆者なりの意見を書いていく。

交際経験妻のみの筆者の意見では、あんまり実用的では無さそうではあるが、
少なくても、12年間比較的仲良く一緒に来ているので、得られるものはあるのではないかと思う。

ちなみに、長期間の親交(ここでは、交際や結婚)を前提にする考察であり、
ただ遊び相手が欲しいだけなのであれば、そんな物はその場のフィーリングで
勝手に判断すればよいと思う。

〇「良い人」に対する見落としがちな事
良い人。
恐らく人それぞれに何かの基準があるのだろう。
人の好みは人それぞれ、傍目にはなぜそんな人と一緒にいるのか?という人間と一緒にいても、幸せそうに人生を送っている人はいる。
なので、ここでは普遍的にいい人という物は考察しない。

しかし、各自が思う「良い人」を探すのは良いが、一個だけ言っておきたい事がある。

人とは変わる生物だという事だ。

何を言いたいかというと、相手の良いと思う部分を、相手が5年後、10年後も維持してくれる保障はなく、
また、自分の好みも、長い年月が経過すると変わる物だという事だ。

つまり、目の前で完璧に好みが合致するパートナーが現れ、縁があったとしても、
5年後、10年後まで完璧でいてくれるかどうかなど、わからない物なのだ。

そんな事言ってたら、いつまでたっても理想の相手など見つからないじゃないか、という話になるが、
そこは、少し考え方を変えてみたらどうだろうか?という提案をしたい。

〇良い人=変われる人、という提案
簡単な話である。
お互いに変わってしまうのであれば、いっそのこと変わる事を受け入れて、
お互いがお互いにとっての理想の人間に変わるように努力すればいいのである。

これは推測であるが、交際が始まったり、結婚が始まったりすると、これをサボってしまうペアがかなり多いのではないのかと思う。

重要なのは「お互いに」という部分であり、相手にばかり期待するのは良くない事だ。
自分自身は完璧だと思っていても、相手がそう思っているとは限らないし、
相手ばかりが成長してしまった場合は、それは相手がもっとふさわしいパートナーを探せるように成長しているともいえるので、最悪、パートナーを替えられてしまう可能性もある。

あとは、自分の理想に近づけるように、相手に変わってくれるようにお願いするだけである。

勿論、言うのは簡単だが実際は難しい事ではある。
お互いに譲歩や妥協も発生するだろう。

だから、次項で述べる「コミュニケーション」が大事になるのだ。

〇変われる人が備えるべき、最低限の素養
では、変われる人とはどんな人なのだろうか?
一概には言えないし、難しい所ではあるが、
筆者と妻に共通する事、周りを見ていて経験から推測した事を書くと

・他人は自分とは違う(価値観がある)という事を、受け入れられるかどうかは別にしても、理解している事

・話合い(=コミュニケーション)を積極的にする気がある

この2つが重要だと推測する。

まず、「他人は自分とは違う」が腑に落ちていなければ、なぜ相手が自分の事を理解してくれないのだろうという出だしで躓く。
こうなると、相手の言い分が理解できずに、話が平行線になる。

次に、「話し合い(コミュニケーション)」を行えるという事。
大事な話、雑談などを要求しても、はぐらかしたり、めんどくさがったり、ヒステリックになったりするのは、それは筆者から言わせてみればコミュニケーションを取るつもりがない=解決する気が無いなので、
その人はそのことに気が付かない限り、一生変わる事は出来ないと思う。

この2つの素養は、申し訳ないが、筆者では会得できるような教えを行う事ができない。
なので、この素養を持たない人間を変えるのは、とても苦労することになると思う。

お互いに気にくわない部分があるのは当然である。
異なる家庭環境、異なる人生を歩んできたのだから。
赤の他人同士だったのだ。
だから、意見が衝突すれば、話し合うしかないので、コミュニケーションが必要なのだ。

筆者は、年に2、3度、妻に口頭で確認を取る。

・嫌なところはないか
・直してほしい所はないか

逆もまた然りで、相手の嫌なことは言う。
ここで口論にはならない。

勿論、生来持って生まれてきてしまった気質をすぐに直すのは難しいし、直せない事もあるかもしれないが、
少なくても、相手が自分に対して何の不満を持っているかを理解することはできる。

〇まとめ
・「良い人=現在の理想の人」と定義すると躓く。なぜなら、人とは変わってしまうからだ。
・変わってしまうのであれば、「良い人=変われる人」、としてしまえば良い
・変われる人とは、価値観の相違が受け入れられ、コミュニケーションが取れる人だ